2013年2月25日月曜日

とどろき・よこはま学習室の部活動☆ ~ダンス部~



第一回ダンス教室ブログ
~新しい交流の場に~

みなさん、こんばんは。
とどろき学習室の鍛治川友貴です。
身長が189センチあるので、みんなにロングと呼ばれています。
昨年大学を卒業し、社会人一年目として日々頑張りつつ、たまに学習室に顔を出しています。

さて今回のブログのテーマはダンス教室です。
記念すべき第一回は1/20(日)、小杉子供文化センター(いつも学習室が行われている場所)で行われました。

振付を教えてくださるダンサーの方々は、小学校でダンスを教えたりしているようで、とても分かりやすく振付を教えてくれました。

ダンサーの方に教わる。練習する。音楽に合わせて踊る。
参加者全員が一生懸命取り組んでいました。

私自身、普段ほとんど運動をしていないので、踊れるかどうか不安でしたが、意外と出来ました。難しい振り付けを音楽に合わせて踊れたときの快感はたまりませんでした。

さて、今回のダンス教室には、お母さんたちが多く参加されました。
うちの母もやっているカーヴィーダンスの影響でしょうか。

このダンス教室が子供たちだけでなく、お母さんたちにとっても新たな交流の場になればいいなと感じました。

鍛治川友貴

2013年2月18日月曜日

過去のイベント振り返り ~東松島プロジェクト~



こんにちは。
学習室大学生メンバーで慶応大学経済学部1年の福田成太郎です。
普段は、サークルで茶道をやっていて
みんなからは、せいたろーとか、せいちゃんと呼ばれたりしています。

今回、僕が担当するのは東松島プロジェクトです。
少し長くなりますがよろしくお願いします。


僕たち、とどろき学習室は昨年の8/1から8/3の前半隊と、8/20から8/24後半隊の二回に分けて、宮城県東松島市の仮設住宅や小中学校を訪問し、被災地の子どもたちの勉強のお手伝いをしに行ってきました。子供たちに、学校の宿題や通信教育の教材を持参してもらい、質問を受け付けたり、分からないところを教えてあげたりして、そのサポートをする形式です。

東松島市は震災以来、ほとんどボランティアの人手が回ってこないそうです。周りの大きな町(石巻市など)に人手が流れてしまうのが原因と聞きました。同じ被災地でも、このような差があるのですね。

【東松島前半隊】
前半隊は仮設住宅の集会場や公共施設を会場として借りて、子供たちの夏休みの宿題のお手伝いなどをしました。僕が担当したのは比較的小さな仮設住宅です。小学生がほとんどであり、仮設住宅以外からも、車で送り迎えしてもらいながら参加する子供もいて、予想以上の人数が集まりました。












仮設住宅の集会場で、机をコの字型に並べて、みんなで丸くなって勉強します。とにかく子供たちは元気いっぱいで、遊びたくてうずうずした雰囲気が伝わってきます。「勉強を教えてくれる大学生」よりも「一緒に遊んでくれるお兄さん」が欲しいのでしょう笑。ただ、勉強面にフォーカスして見ると、仮設住宅に住んでいる子供たちの方がそうでない子たちに比べて、教材等をあまり持っていないなど、環境的に恵まれていないように感じました。


【東松島後半隊】
後半隊は、前半隊とは違って、小中学校の教室を借りて、そこで子供たちに勉強を教えます。僕が主に担当した小学校では、前半同様、子供たちは本当に元気いっぱいです。期間中、毎日一番早く来て、プールの水着を持って参加する兄弟がとても印象的でした。子どもたちの勉強も算数・国語から図工や書道()まで多岐にわたります。












この小学校では、震災以来、特に子どもたちのメンタルケアに力を注いでいると聞きました。たまに、先生方も教室にいらっしゃいましたが、子どもたちと楽しそうに話しているのを見ると、その成果がでているのだなと感じました。やはり子どもたちにとって、「先生」という存在はとても大きいのでしょう。


中学校でも、教室での子どもたちの自習のお手伝いです。主に夏休みの宿題の質問を聞くのが多かったかな。この際には、小学校とは違い、ただ楽しく勉強するだけでは駄目だという事を、強く感じました。勿論、参加してくれた子どもたちはみんな一生懸命に勉強してくれました。それでも、一人一人の学力差が顕著に見られます。学力差はというのは、被災の有無に関わらず全国の学校でみられることであり、ある種、普通の出来事であるかとは思います。ただ、塾に行ける人が限られていたりする東松島の現状の中では、やはりひどく心配になってしまうのであります。彼らに、継続的な、しっかりした学習支援が出来たら、と思わざるにはいられません。












【学習室現地支援のこれから】
今回の東松島プロジェクトでは、学習支援の難しさを痛感しました。短期間で勉強を劇的に向上させることは不可能ですし、出来ることは限られてしまいます。小さな小学生たちにとっては、一種の思い出作りに終始してしまったかもしれません(それが、悪いことだとは思いませんが)

僕たちとどろき学習室は今後の被災地支援について少しずつ話し合い始めています。勿論、現地のニーズがあれば、喜んで向かいたいです。その一方で、子どもたちの今後に何か残せることが出来ないか、模索中でもあります。例えば中高生向けに、広い世界に目を向けられたり、大学とは何かを知れたりするワークショップです。

何かの縁でつながった東松島市ととどろき学習室。今後の関わり方にも注目してほしいと思います。


【被災地で見たもの。そして思い】
僕たちが、仮設住宅や小中学校へ移動する時、窓の外には被災地の風景が広がっていました。線路が途中で途切れた駅、積まれたままのがれき、波が引かずに湖のようになっている場所。普段、東京で暮らしていては絶対に目にすることのない風景です。復興の努力をはるかに上回る爪痕の大きさに、言葉を発することは出来ませんでした。












東日本大震災が起きてから、もうすぐ丸2年経ちます。僕たちの中で、震災の事が少しずつ風化してしまっている事実は否定できないでしょう。しかし忘れてはいけないのは、被災地は未だ復興の真っただ中にあるという事です。そして、被災地の子供たち・被災地から避難をしている子どもたちは、その小さな体で震災のショックと必死に戦っています。


東松島プロジェクトで訪れた、ある小学校の校長先生が、私たちにこう教えてくれました。「阪神淡路大震災の時に、子供たちのストレスは震災が起きてから三年後に爆発した。普段は元気に過ごしている子どもたちが、その笑顔の裏にどんなに大きなストレスを抱えているか、私たち教員には計り知れない」と。


今年で震災が起きてから、三年目になります。

昨年、東松島で出会った子供たちが、どんな深い悲しみを背負っているかは、
僕たちに容易に想像できるものではないでしょう。

今こそ、多くの子どもたちがサポートを必要としているのではないでしょうか。

東松島に行って強く再確認したこと。

それは、子供たちへのサポートは、勉強面にしてもメンタル面にしても、それは「継続」してやっていかなければ、なかなか効果が湧かないということです。

被災した子供たちが必要としているものはなんだろう。

前向きになれる場。寄り添える場。夢を諦めないための、学びの場。

とどろき学習室はそんないくつもの場が詰まった第二の家です。

今年も僕たちは「継続」を大切にして、子供たちが夢を諦めないように、サポートしていきたいと思うのであります。


最後は、東松島プロジェクトとは少し離れてしまいましたが、これでリポートはおしまいです。最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。

福田 成太郎


2013年2月12日火曜日

過去のイベント振り返り ~ピクニック~


20126
とどろき・よこはま学習室ピクニック

こんばんは。とどろき・よこはま学習室のすずきまみと申します。普段は大学院で三陸沿岸の海の研究をしています。

今回はとどろきイベント初のブログとのこと。これからこのブログで学習室で東北の子どもたちと遊んだことを順番に紹介していきます。とどろき・よこはま学習支援は、受験勉強だけじゃないのです。

私が担当するのは去年のピクニックです。
時は20126月まで遡り、場所は川崎のえーと

最近脳がポンコツで場所の名前とか忘れてしまいました()川崎の動物園がある公園です。

天気はくもりでしたが、暖かくて

小さな動物園で動物をみて
芝生にシートを広げてお弁当をたべて(保護者の方たちがたくさんおいしいお弁当やお菓子を用意してきて下さっていました)

そのあとはみんなで

大縄跳びしたり
シャボン玉飛ばしたり
将棋対決したり
水風船でキャッチボールしたり
ビニールボールでバレーボールしたり

とにかく楽しかったことを覚えています。

子どもたちが楽しそうだったことも。

ある子は将棋に夢中になってたし、
水風船投げ合って大笑いしたし、
バレーボールがすごく上手な子もいたり
大学生のお姉さんと幼稚園のお姉さんが一緒になってシャボン玉したり。知らない子どもまで来て一緒に遊んでたり。
はしゃぎすぎて叱られる子もいたり()


あぁまたピクニックしたいなぁ。

春よこい。


2013.02.12
鈴木真実